最近、ノクターンブームが来ているのか!?
私のところへノクターンに関する質問が多いです。
というわけで、今回は
☆ノクターンop.9-2の時代背景☆についてお話しします。
ノクターンは、日本語では「夜想曲」と呼びます。
文字通り夜想う曲です。
しっとりした夜にピアノを演奏するとき、
まずノクターンを思い浮かべます!
という方も多いかと想像します。
夜が似合う曲なんですね。
ラテン語で「夜」を意味する“Nox”から派生し
修道院などで行われる晩祷のことを示しています。
夜の黙想、瞑想などの意味に転化したもの
と考えられているのですね。
作曲は1831年。
翌1832年に出版され、献呈はベルリオーズの元婚約者で
ピアノ製作会社プレイエル社長カミーユ・プレイエルの
妻マリーに対し行われました。
ショパンは全人生に渡ってノクターンを作曲しています。
そして、このop.9-2は比較的初期の作品であり、
ショパンのノクターンと言えばこの曲が代名詞のように
とても有名な作品です。
老若男女問わず、
誰もが一度は耳にした名曲ではないでしょうか?
1956年の映画「愛情物語」ではこの旋律がテーマ曲に使われ
年配の方々はその甘い旋律に魅了され、ショパンのノクターンの
原曲にあこがれた人も多いようです。
近年ではフィギアスケートの浅田真央選手が
2006-2007シーズンのショートプログラム、
及び2013-2014シーズンのショートプログラムで使用し
若い人から大人まで多くの人を音楽と主に魅了しました。
ノクターンブームの火付け役は真央ちゃん?
これが弾けるとたしかにかっこいい。
ということで
今年は『最速で弾けるノクターン』を
教授することを考えています。
正真正銘、ウィーン式のノクターンです。
あ、今回はノクターンop.9-2の教授ですよ。
で、年が改まったこともあり
少しばかり、私、就能の考えが変わったこともあり(笑)
これまで数十年のウィーン往復で獲得した
ピアノテクニックを大放出で公開していきます。
実は、これらのテクニックは墓場まで持って行こう
と思っていましたが(笑)
縁があって継承してくれる人には
これからどんどん教えていく事を決意しました。
その辺のピアノ教室の先生は、当然知らない
トップシークレットのテクニックばかりです。
とりあえず、ノクターンop.9-2であれば
3日で弾けるようになりますよ。
どのように公開するか形式は現在検討中ですので
決定したらまたご報告いたします。
ぜひ楽しみにしていて下さいね☆